『評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている』
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目次
まえがき
第1章 貨幣経済社会の終焉
◆100年前の未来
◆50年前の未来
◆西暦2001年のオフィス
◆技術の進歩は社会常識を変える
◆「科学は死んだ」
◆トフラーの予言
◆堺屋の反論
◆経済的視点の限界
◆パラダイムシフト
◆若者の価値観を見る
◆ネット内のオカルト
◆チープ革命
◆私たちの内なるオカルト
◆最も大事なもの「今の自分の気持ち」
◆もう「豊かになることによる幸福」が信じられない
◆正しい未来
◆科学主義者
◆再び「科学は死んだ」
◆価値観変化の中心
◆何が科学を殺したのか?
◆マスメディアの親殺し
◆理系離れの「エコロジー問題」
◆社会自身の「理系離れ」
◆では経済は死んでいないのか?
◆経済が輝いていた時代
◆「評価経済社会」
第2章 パラダイムシフトの時代
◆消えた古代都市
◆パラダイムシフトの時代
人間には「豊富なものをたくさん使うことを格好よいと感じる美意識と、不足なものを節約するのは正しいことだと信じる倫理観」が存在する。 『知価革命』の中で、堺屋太一はあらゆる文明に共通の法則を、こう分析しています。 この価値観を堺屋は「人間のやさしい情知」と名付け、パラダイムシフトの原動力と考えました。
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◆農業以前の精神文明
◆農業革命と社会変化
◆封建社会の価値観
◆引き返せない楔
◆古代科学帝国の限界
◆「モノ不足・時間余り」の中世
◆高度抽象文明
◆産業革命前夜の風景
◆「科学」はキリスト教から生まれた
◆中世社会の崩壊
◆民主主義・経済主義を生む「科学」
◆近代のパラダイム
◆近代人の生き甲斐
◆「国民教育」の正体
◆近代人の苦悩
◆ネット中世
◆人類の「悩み相談所」
◆新しいパラダイム
◆「モノ不足・ネットによる情報余り」の時代
◆唯一無二の自分
◆求められる「生涯教育産業」
第3章 評価経済社会とは何か?
◆溶けていく極地の氷山
◆「影響」とは何か?
◆メディアの影響力
◆「高度情報化社会」の正体
◆ポスト軍事力としての「影響力」と「評価」
◆メディアの本質
◆「報道主義」というイデオロギー
◆兵器としての映画
◆「評価経済社会」
◆貨幣から評価へのバトンタッチ
◆「洗脳装置」から「影響/評価装置」へ
◆市民に開放された「影響」
◆【実例1】ネットの世界
◆【実例2】コミックマーケット
◆評価経済社会の勝者
◆評価資本に基づく「影響力」のある企業
◆評価経済社会に適応した会社モデル「FREEex(フリックス)」
◆未来企業を左右する「評価資本」
◆評価資本に恵まれたSONYとApple、その明暗
◆評価資本の投資と回収
◆評価経済社会での消費行動
◆望まれる企業像
◆評価経済社会での政治
◆有名人であるデメリット
◆「政治の意味」の減少
◆「国家権力」の変容
◆分断される日本
第4章 評価経済社会とは何か?
◆評価経済社会のキーワード
◆人を「中身で判断する」とは
◆価値観で判断される個人
◆価値観共有グループ
◆二次文化集団
◆価値観並立の訓練
◆非就職型社会
◆TPOで使い分ける価値観
◆「近代的自我」の呪縛と限界
◆情報化社会で求められる才能
◆近代的自我から「キャラ」へ
◆評価経済社会での「自分」
◆「自分の気持ち」至上主義
◆評価経済社会で求められる「商品」
◆評価経済社会を生きる人たち
◆「結婚」の解体
◆「家族」の解体
第5章 新世界への勇気
◆今、起きつつある「変化」
◆失楽園
◆新世界への勇気